■来日のきっかけ:アニメから始まった「日本のものづくり」への憧れ
私は子供の頃から日本の文化が好きでした。本やテレビを通じて、特に日本の「ものづくり」に強い魅力を感じていたんです。 きっかけはアニメでした。ロボットアニメを見て「自分も将来、こんなロボットを作れるようになりたい」と夢見るようになり、最先端の技術を学ぶために日本へ来ることを決めました。
■鹿児島を選んだ理由:海外出張の日々から、「日本」に根を張った暮らしへ
以前は名古屋で家電開発の設計職に就いていました。仕事自体は充実していましたが、設計が終わると量産立ち上げのために半年以上も中国などの海外拠点へ行かなければならない環境でした。「日本で働きたい」と思って来日したのに、一年の半分以上が海外では意味がないと感じ、転職を考え始めました。
ちょうどその頃、鹿児島出身の妻が「いつか故郷に帰りたい」と話していたこともあり、鹿児島での仕事探しを始めました。最初は、地方では自分のスキル(機構設計)を活かせる仕事はないのではと諦めかけていましたが、今の会社の社長インタビューをホームページで見つけ、衝撃を受けたんです。 「世の中にないものを、ここ鹿児島で作る」 その言葉に惹かれ、募集も出ていないのに「面接させてほしい」と直接コンタクトしたことが今の仕事に繋がっています。
現在、宇宙関連事業において、プロジェクトリーダーおよび機構設計を担当しています。主に、人工衛星やロケットと通信を行うための追尾型アンテナの設計・開発に携わっています。顧客との打ち合わせから、設計、製造、試験、納品まで、一連の開発工程に幅広く関わることができます。大企業とは異なり、特定の分野だけでなく、製品開発全体に直接的に関わることができるため、他社ではできない経験やエンジニアとしての技術力を身につけることができます。市場価値の高いエンジニア人材を育成する土壌があると感じています。

■移住して変わった「生活の質」:都会よりも豊かな「自由な時間」
鹿児島に来て一番良かったのは、生活のサイクルにメリハリができたことです。都会にいた頃は、休日もどこへ行っても人が多く、何をするにもお金がかかり、常にバタバタと急かされているような感覚でした。でも、ここでは週末に何もしなくてもいい。海に行きたければ15分以内、山なら5分で行ける環境です。
■経済的なゆとり:額面の給与だけを見れば都会の方が高いかもしれませんが、鹿児島は家賃や駐車場代が圧倒的に安いです。都会では諦めていた「複数の車を持つこと」や「ジェットスキー」などの趣味も、ここでは無理なく楽しめます。

■趣味の充実:私はインドア派ですが、アウトドア派の妻と一緒にジェットスキーやキャンプを楽しんでいます。自分で免許を取り、船の整備も自分で行う。そんな「遊び」の選択肢が格段に増えました。

■車好きにはたまらない環境:複数所有やDIY塗装も思いのまま
鹿児島に来て、趣味のカーライフは劇的に豊かになりました。都会では駐車場代の高さから諦めていたことも、ここでは自由に実現できます。
■「愛車は自分で育てる」DIYの楽しみ:ものづくりが好きな性格もあり、車のメンテナンスやカスタムも自分で行います。以前、愛車のラパンを自分で塗装したこともあります。そうやって手を動かして自分だけの一台を作る時間は、エンジニアとしても至福のひとときです。

■「複数所有」という贅沢:現在は妻と私で合計2台(一時は3台)を所有しています。都会では考えられないことですが、駐車場代を気にせず、用途や好みに合わせて車を持てるのは大きなメリットです。
■共通の趣味でつながる「ロードスター」コミュニティ: 妻はマツダのロードスターも所有しており、「南九州ロードスターミーティング」というオーナーグループのミーティングにも参加しています。車を通じて、仕事以外の場所で地元の仲間ができるのはとても楽しいですね。


■地域との繋がり:外国人への偏見がない、温かなコミュニティ
鹿児島の人たちは、驚くほどフレンドリーです。中古住宅を購入して引っ越した翌日には自治会長さんが挨拶に来てくれました。 外国人であることへの偏見や差別を感じたことは一度もありません。むしろ「外国人だから何か面白いことをしてくれるのでは」と期待されているくらいです(笑)。
■地域活動への参加:消防団に入ったり、地元の棒踊りや草刈りに参加したりしています。都会では隣に住んでいる人の顔すら知りませんでしたが、ここでは散歩をしているだけで近所の方が「大根持っていきなさい」と声をかけてくれます。玄関にそっと野菜が置かれていることもあります。



■言葉の壁:皆さん、私が理解している前提で「鹿児島弁」で話しかけてくるので、最初は戸惑いました(笑)。でも、それも含めて一人の「仲間」として受け入れてくれている証拠だと感じています。
■外国人として感じる「鹿児島のリアル」
もちろん、良いことばかりではありません。一番の課題は交通手段です。 都会のような電車やバスの網羅性はないため、車は必須です。運転が好きでないと少し大変かもしれません。また、甘い醤油など独自の食文化に慣れるまで時間はかかるかもしれませんが、食材(豚肉、カツオ、エビ、鳥刺しなど)は新鮮で本当に美味しいです。
【メッセージ】自分のスキルを活かしながら、家族や趣味の時間を大切にし、人間らしい温かな繋がりの中で暮らしたいなら、鹿児島は最高の場所です。都会では味わえない「人生の豊かさ」がここにはあります。オンリーワンのモノづくりと生活の豊かさを求めている方にとって、当社は最適な職場環境です。実際に見ていただければご理解いただけるかと思います。
オフィスツアーできますので、是非一度お立ち寄りください。