Q&A
「ここが気になる」アンサー集
エルムの『スピード感』と『ものづくりの全体像』を体感してもらうことを大切にしています。1年目から特定の作業だけを任せるのではなく、プロジェクトの一員として、設計・試作・評価といった工程に幅広く関わってもらいます。完璧なアウトプットを求めるよりも、分からないことをそのままにせず、自分で手を動かし、周囲に質問しながら吸収していく姿勢を重視しています。まずは一つ、小さな成功体験を積んでもらい、『自分にもできる』という実感を持ってもらうことが、私たちの最初の目標です。
『誰もやったことがないこと』を、自分たちの手で形にしていくプロセスそのものを楽しめる人が多いです。難しい課題に直面しても、それをストレスとして抱え込むのではなく、『どうやって解くか』を考える“パズル”のように向き合えるタイプが活躍しています。また、単に図面を描くだけで終わらず、実際に自分の手で組み立て、動いた瞬間の手応えを大切にするなど、ものづくりの一連の流れに愛着を持てることが、長く前向きに働き続けられる理由だと感じています。
徹底したヒアリングを行い、表に出ている要望だけでなく、その背景にある『何を実現したいのか』を整理します。私たちは仕様書どおりに作るのではなく、目的や条件を踏まえたうえで、社内で技術的な検討を行いながら設計を組み立てていきます。設計段階では、実現性や性能、コスト、将来的な拡張性などを総合的に考え、チームで検討を重ねて最適な形を導き出します。営業任せにせず、エンジニアが直接お客様と向き合うことで、技術的な裏付けを持った、現実的で価値のある製品へと落とし込んでいくのがエルムのものづくりです。
まずは『原理試作』から着手します。アイデアが理論上だけでなく、実際に成り立つのかを、できるだけシンプルな構成で組み、検証するところから始めます。仕様が固まるのを待つのではなく、『ここまでは技術的に実現できます』という形で、こちらから構想や可能性を提示していくのがエルムのスタイルです。試作によって見えてきた課題や制約を整理しながら、徐々に設計の精度を高め、製品としての形に落とし込んでいきます。曖昧で先の見えない状態から、筋の通った構造へと組み立てていくプロセスこそが、私たちのものづくりの核であり、エンジニアの腕の見せ所だと考えています。
最大のメリットは『スピード』と『知見の蓄積』です。外注では時間がかかる試作や修正も、社内であればすぐに手を動かして確認できます。設計と製造の距離が近いため、気づいた点をその場で形にし、次の検討へとつなげられるのが強みです。また、実際の製造過程を理解したうえで設計できるため、『作りやすく、安定して再現できる設計』が身につき、結果として品質やコスト面にも良い影響が出ます。ブラックボックスをつくらず、自分たちの手の内で製品を理解していることが、トラブル時の迅速な対応や、次のアイデアを生み出す土台になっています。
もちろんあります。エルムでは、学生時代の専攻と異なる分野の仕事に就いているメンバーも少なくありません。入社時の専門に縛られることなく、ものづくりの現場の中で、自分の関心や適性に応じて役割を広げていける風土があります。実際に、メカ設計から制御やソフトウェアに関わるようになるなど、分野を越えて仕事の幅を広げている例もあります。複数の領域を横断して考えられるようになることで、視野が広がり、新しい発想やより良い設計につながると私たちは考えています。好奇心を持って学び続ける姿勢があれば、実務の中でそれを経験として積み上げていける環境です。
南さつま市にある本社は、自然に囲まれた静かな環境にあり、設計や検討など、深く考える必要のある仕事に集中しやすい立地です。日々の業務の中で、落ち着いて思考できることを大切にしています。開発室には、開発に必要な工作機械や試験設備を備えており、デスクワークと試作・検証の場を行き来しながら、アイデアをすぐ形にできるのが特長です。考える・つくる・確かめるという一連の流れを、同じ場所でスムーズに回せる環境が、エルムのものづくりを支えています。
