私は結婚を機に鹿児島市内から40分ほどかけて出勤をしていますが、市町村合併があった旧加世田市（現：南さつま市）が地元で、小学生時代に当社代表の宮原の講演を聞く機会があったり、地元のイベント(砂の祭典等)でエルムが作った風で走るウィンドサーフィンを体験するなど何かとご縁がありました｡思い出してみると、あの時に触れる機会があったからこそ今があると思っています。一度大学で県外に出て新卒で入社しました。現在は電子回路設計の担当で、イルミネーション器具やコンテナ型栽培システムで用いる基板の開発などを行っています。地方はどうしても最新の情報に触れる機会が少ないため､主に業界紙やメーカー主催のセミナーを利用してアップデートしています｡特にWebセミナーは地方にいながら最新の情報触れることができ助かっています｡他社がやらないようなことにチャレンジをして、新しいものを生み出していくことや、設計・稼働・施工・アフターまで現場に近いところで仕事ができるので、仕事のやりがいが大きいです。

また、2021年に産休育休を１ヶ月近く取らせてもらいました。出産予定日の数日前から取得して、新型コロナウィルス感染が世の中的に流行している頃だったということもあり、できるだけ家族の近くにいたいと思いました。家族にとりましてもすぐに動ける自分がいるのは大きかったかと思いますので、休みをくださった会社やサポートをしてくださった職場の仲間には感謝の気持ちでいっぱいです。

これまで物を作ることに専念をしていました。今後は、いろいろな方と対話を重ねつつ、どのようなお困りごとがあって、どう解決をして、もちろん会社なのでいかに稼いでいくのかと、もう１段階視点を上げて俯瞰できるような人材になりたいです。また、プライベート面では、私の子供に「こういう仕事をして、使う人が喜んでくれているんだよ」と胸を張れる仕事をしていきたいですし、一緒に色々作っていけたら楽しいなと思います。