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職場のこと

2024.9.25

鹿児島県高度デジタル外国人材獲得モデル事業にて新メンバージョイン

2024年7月入社。鹿児島県が開催した「令和5年度高度デジタル外国人材獲得モデル事業」で、エルムにインターンシップに来たことが入社のきっかけになりました。(下記は令和6年度分)

元々、それほど日本に興味があったわけではないですが、実際に来てみると自然と興味が湧き、ここで働きたいと思うようになりました。それは、エルムが『課題を解決していく開発型企業』であることが自分にとって大きな魅力でした。以前もバングラデシュのソフトウェア企業でインターンをしたことがあり開発の面白さを実感していたので、この経験が将来役に立つと感じて入社を決意しました。


現在、ソフトウェアエンジニアとして主に組み込み系の開発に携わっています。組み込みソフトウェアの開発では、電気系や機械系の社内のエンジニアとも協力しながら進める必要があり、そうした連携作業がとても楽しいです。ソースコードを書いたり、ソフトウェア開発自体も得意ではありますが、チームで協力しながら多くの人と協力できることに喜びを感じています。(職場の仲間と打ち合わせ)

言語は英語が中心で、時々日本語も使います。鹿児島県のプログラムで、バングラデシュで120時間日本語を学びましたが、まだまだ満足のいくレベルには達していません。2025年3月頃までは週に1回、90分のオンライン日本語レッスンを受ける予定です。エルムの他にも、これから鹿児島に来る4人のメンバーで一緒に学び、皆が揃ったら顔を合わせて学習することを楽しみにしています。バングラデシュでは、人との交流を大切にしている文化があるのでこれから来るメンバーもそうですし、社内のスタッフとも有意義な時間を過ごしていきたいと思っています。


また、食事はムスリムの教えに従い、毎日自分で準備していますがそれも一つのチャレンジとして楽しんでいます。住まいや環境はとても快適です。会社内にお祈りをするためのスペースを設けてもらいました。金曜日はタイミングが合えば、バスで鹿児島市荒田の事務所に出勤し、昼休みに鴨池のモスクを訪問することもあります。(役員と打ち合わせ中)


先日エルムが主催した三味線、太鼓、琴の演奏会に参加し、日本文化に触れる機会がありました。日本の伝統文化を間近で見るのは初めてで、とても新鮮な体験でした。このような地域との交流を大切にしているのもエルムの魅力だと実感しています。


将来的には、バングラデシュのために何か貢献できるようになりたいと考えています。それが日本との協力によるものなのか、まだ分かりませんが、何かしらの形で役に立ちたいという気持ちは強く持っています。


プロフィール
2024年7月入社
出身:バングラデシュ
鹿児島県の令和6年度鹿児島県高度デジタル外国人材獲得モデル事業にてバングラデシュIT人材として株式会社エルムにインターンシップを経たのちにジョイン


鹿児島県高度デジタル外国人材獲得モデル事業とは・・・鹿児島県では、県内企業が求める高度デジタル人材を、海外(バングラデシュ)から獲得する機会増大を図るためのモデルを構築することを目的として、バングラデシュのハッカソンコンテストから選ばれた学生(バングラデシュIT人材)と県内企業とのマッチング及びインターンシップの実施支援、バングラデシュIT人材に対する日本語教育のほか、インターンシップ後のフォローアップ等を行うことにより、県内企業による高度デジタル人材の活用を促進することとしています。